夏の野菜や果物と言えば太陽光を浴びた鮮やかなカラー
トマトはナス科の一種で、夏の栄養価がもっとも高いと言われています。ビタミンCの他にも、塩分の排出を助けるカリウムやビタミンE、ビタミンA、リコピンなどの嬉しい栄養素も含まれています。この時期は収穫量が多くなるため価格も下がりやすく、手に入れやすいのも嬉しいポイントです。
カットしてサラダの彩りとしても美しく、加熱調理をしない場合、栄養も失われずに召し上がることができます。
お茶のペットボトルの添加物表示を見ると、ビタミンCの記載が!
ビタミンCが含まれていると「体に良さそう!」と感じたことはありませんか?実際には、ペットボトルのお茶に含まれるビタミンC(アスコルビン酸)は酸化防止剤として使われています。お湯を沸かして緑茶を注ぐと、時間が経つにつれて酸化が進み、色が変わることをご存じでしょうか?ペットボトルのお茶も同様に酸化を防ぐためにビタミンCが使用されているのです。
さらに、最近ではコンビニなどの冷蔵ケースのLEDライトからの影響を考慮し、ペットボトルの形状に光を反射させる工夫が施されています。このように、身近な商品の背後には多くの研究や工夫が隠されているのです。
キュウリはビタミンCを破壊する?!
キュウリは生のままかじっても美味しい夏野菜の王道の一つです。90%以上が水分ですが、ビタミンやカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのバランスが良い栄養素を含む食品です。むくみの改善にも良いと言われています。
ただビタミンCを破壊すると言われるアスコルビナーゼが含まれています。
ビタミンCには還元型と酸化型がありますが、アスコルビナーゼはビタミンCを酸化型に変化させる働きがあります。破壊するのではなく酸化させるということなので、食べる時にはドレッシングや酢を使うと良いそうです。
アスコルビナーゼには酸や熱に弱い性質があります。キュウリの酢の物などは、体にもスッキリと美味しくいただけるレシピの一つというのも納得です。
料理の薬味には、昔からの知恵と意味がある
焼き魚にレモンやすだちを絞ることで生臭さを抑え、脂もあっさりといただくことができますが、魚のタンパク質と柑橘類を一緒に摂ることで、ビタミンCとコラーゲンの合成につながることにもなります。一夜干しのアジやカレイ、エイヒレなどにも柑橘類を絞っていただくと良いかもしれませんね。お寿司に山葵やガリが添えられるのも、美味しくいただくだけではなく殺菌効果などの期待もあります。
他にも酢豚にパイナップルを入れることで、豚肉のタンパク質が分解され旨み成分が増したり、柔らかくなったりするなど…何気なく食べていても、違う角度から考えてみると料理の楽しみが増しますね。